先輩の声
2021年入局
長野赤十字病院 武川 修治
「すごく見えるようになって人生変わったよ!」と
感謝される姿を見て、眼科に興味を持つように
2021年入局の武川修治です。鳥取大学を卒業後、天気が良くて、空気が美味しい、地元長野県に戻り、長野赤十字病院で初期研修を終えた後、信州大学眼科学教室に入局しました。
なぜ眼科に決めたのか。最初から眼科に興味があったわけではありません。きっかけは、初期研修2年目の自由選択で、いわゆるマイナー科といわれる科もまわってみようと考えたことがきっかけです。そんなゆるい考えで回った科(眼科)でありましたが、指導医の先生方が、手術をした患者さんに「すごく見えるようになって人生変わったよ!」と感謝される姿を見て、たしかに視力は生活に欠かせないもので、人生をよりよくするために必要不可欠な要素であると再認識し、眼科に興味を持つようになりました。
では眼科医を目指すのであれば、どこがいいだろうと考えたときに、地元であり、なおかつ糖尿病網膜症で全国的にも有名、学生の御供「病気がみえる」の監修をしているなど色々ありましたが、結局は見学した時の雰囲気で決めました。上級医の先生方はみんな優しく、発表の準備の指導も手厚くとてもいい環境だと思います。
現在まだ専攻医として数か月しかたっておらず、診察も十分にできないこともありますが、学べることがたくさんあり日々充実しております。これからどうなっていくのか自分でも楽しみです。
少しでも眼科に興味があればぜひ見学・研修にきてください。そして、もしよければ信州大学眼科学教室で眼科医を目指してみませんか。
2019年入局
医員 高松 るり
できることが少しずつ増えていくと、
より一層眼という小さな臓器の奥深さや面白さを感じます
私は長野県の出身で、宮崎大学医学部を卒業後、初期研修から長野県に戻ってきました。学生時代には眼科医になる未来は想像していませんでしたが、初期研修2年目に信州大学眼科で研修をした際に、眼科の専門性の高さと手術の繊細さ・美しさに魅力を感じ、地元である信州大学眼科に入局を決めました。また、信大眼科の医局のあたたかい雰囲気も入局を決める後押しとなりました。
入局後、初めは指導医の先生と共に手術前後の患者さんを担当させていただきながら、基本的な診察技術を身につけます。眼科は専門性が高い分、初めは診察検査等分からないことばかりですが、丁寧に教えていただきながらできることが少しずつ増えていくと、より一層眼という小さな臓器の奥深さや面白さを感じます。熱意溢れる先生方が優しく指導をしてくださり、気になったことは何でも相談しやすい環境です。
現在は北信総合病院で地域に密着した眼科医療を学んでいます。大学病院とは異なる環境で、地域に根ざしたたくさんの臨床経験を積ませていただいているところです。上級医の先生の手厚い指導のもと、多くの症例を経験することができ充実した毎日を送っています。
信州大学眼科には女性の先生もたくさんおり、女性眼科医としての医師生活、日常生活まで含めたロールモデルとなる先輩方がいらっしゃいます。女性医師は生涯のライフイベントと医師としてのスキルアップの時期が重なることも多く、悩むこともきっと出てくるかと思いますが、そんなときはきっと多様な働き方をされている先輩方が相談に乗ってくれると思います。
眼科は患者さんの視力を守ることで患者さんの日々の生活を豊かにすることに携われる素敵な科だと思っています。眼科に興味のある方はぜひ一度見学にお越しください。お会いできるのを楽しみにしています。