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お知らせ

  • 2022.05.17

    今年度初ウェットラボ

    先日豚の眼、そして実際に手術で使われるものと同じ器具を使い手術の練習をするウェットラボが行われました。

    新型コロナの流行もあり中々行うことができませんでしたが、今回多くの方のお力添えのおかげでウェットラボができ感謝に堪えません。

     

    手術時間は短いし簡単と思われがちな白内障手術ですが、実はとても繊細な動きが必要でほんの少しでも手元が狂えば”失敗”します。そうならない為に眼科医は実際に手術をする前に必ずウェットラボを通して練習を行います。昨年度入局してくれた3人は皆器用なので手術も上手に成長しました。

     

     

    今年度初めてのウェットラボ、1年生の皆はやや緊張した面持ちで臨んでいました。今回は実際の白内障手術がどんなものか体感してもらえれば、明日からまた手術が少し違った世界に見えるようになってもらえれば成長かと思います。まだ手術器具そのものに慣れていないとても初々しい時期、眼科医の一生のうちで恐らくこのくらいの時期にしか見られないであろう貴重な一時、過ぎてしまえば一瞬だったと感じますが本人たちはそのひと時必死です。手術手順を覚え、道具の感触を覚え、ゆくゆくは独り立ちしていくのでしょう。でもこの記事を書いている中の人はまだ独り立ちできていません、困ったものです。手術が上手くなる契約があったら手を出してしまうかもしれません、闇堕ちです。どのくらいの代償までなら悪魔と契約するでしょうか・・・アルフォート10年間食べられない契約まで行くとちょっと躊躇してしましいます。

     

    そしてついこの前まで1年生だった伊藤先生も一年間修行を積み教える側へ!時の流れを感じとても涙ぐましい瞬間です。

    是非この成長を通して長野県の皆様の見る光を守ることができれば幸いです。

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